シルメヤス
← 解説一覧に戻る

解説

医療ローン・分割払いの「総額」の見方 — 月々の安さに隠れる実質年率

公開 更新 出典 1件(記事末尾)

美容医療や歯科矯正のカウンセリングで提示される「月々3,000円から」。 月額だけを見て決めると、実際に払う総額が見えません。 分割払い(医療ローン・個別クレジット)は元金・実質年率・回数の3つで総額が決まり、 月々が小さいほど回数が増え、利息の総額は膨らみます。

要点

  • 比較すべきは月額ではなく「総支払額」=月々の支払×回数
  • 利息は実質年率(手数料込みの年率)で決まる。契約書面への記載が義務づけられている数字
  • 回数を2倍にすると月々は半分弱にしかならず、利息総額は増える
  • 「モニター割引と引き換えの長期ローン」は、割引額と利息総額の比較が必要

元利均等返済のしくみ

医療ローンの多くは元利均等返済——毎月の支払額が一定で、 その内訳が最初は利息多め・後半は元金多めに変わっていく方式です。 月々が一定で家計に読みやすい反面、元金の減りが遅い序盤に利息が集中するため、 同じ元金でも回数が長いほど利息総額は着実に増えます。 たとえば60回払いと24回払いでは、月々の差は見た目ほど大きくないのに、 利息の総額は数倍変わることがあります。

契約前に確認する3つの数字

実質年率(単なる「金利」や「手数料率」ではなく、年率換算の総コスト)。 ②支払総額(元金+利息の合計。書面に必ず記載されます)。 ③繰上返済・中途解約の条件(途中でやめた場合の精算方法)。 この3つが口頭説明だけで書面にない場合は、その場で契約しないのが安全です。

未確定・注意

当サイトの計算は一般的な元利均等返済の近似式による概算で、 個別のクレジット契約の実際の支払額は信販会社の開示条件によります。 医療の要否そのものの判断と、契約の最終確認は、必ず書面と公式情報で行ってください。

「月々」を「総額」に直してから決める

当サイトの計算機では、元金・実質年率・回数を入れると、月々の支払額と総支払額・利息総額を その場で概算できます。カウンセリングの提示条件を、帰ってから総額に直すのにお使いください。

出典

この結果は一般的な情報提供のための概算です。実際の金額は個別の事情や最新の制度により異なります。最終的な判断の前に、税理士・社会保険労務士等の専門家にご確認ください。本記事は作成時点の法令・公式資料に基づく一般的な情報提供であり、施行日・金額等は今後の政令・改正で変わる場合があります。